カギが一番最初のセキュリティ
カギかけの確認を何度も繰り返す病気があるそうです。それだけ、自身を守る第一歩がカギだという事です。病気じゃなくても、時々カギをかけたか気になるものです。遠くから、カギをかけたか確認できるアプリがあると便利かもしれないです。また、カギ自体に、カギをかけ忘れたと教えてくれる機能があると便利です。今は家の中以外にも貴重なものがあります。パソコンやケータイにもロック機能や暗証番号が必要ですが、データは流出しないという保証はありません。それこそ、古典的なカギが役立つ日がくるかもしれないです。さて、キーインロックで車を動かせなくなった経験のある方は沢山いるはずですし、家でキーインロックをしてしまった方もいるはずです。そこで、究極のカギを考えた時に、指紋による識別機能をカギにするのが究極ということになります。小学生の頃、先生が指紋は世界に一つだと教えてくれました。これは、すでにカギの機能として取り入れられているはずです。この情報社会には守らなくてはならないものが沢山ありますし、カギの機能を持つものが、たくさん必要になります。たとえば、ネットでの批判など書き込むにも、誰が書き込んだのか分かるように、カギがあったらどうでしょうか。いろんな意味でカギの必要性はどんどん高まり、だれにも破られないカギを作らなくてはならなくなります。かつて、ピッキング被害の話題をニュースでよく聞きましたが、今はどうなのでしょうか。きっと、被害に合わないカギが作られたでしょう。磁気を帯びているものから、キーレスのものまで多様化しているようです。この文章を書きながら、家は大丈夫なのかと思いました。どんなレベルのカギなのか調べてみます。カギを変えるのもいいかもしれないです。というのも、賃貸で、もともとついていたカギなので、安全とは言い切れないのです。できれば、安全性の高いカギに交換すべく、不動産屋に相談してみます。おそらく実費でしょうが、どの位の値段を払えば安全なカギにかえられるのでしょうか。
世界のカギの始まりと日本のカギの歴史
私たちの生活で安全のために欠かせないカギ。今回はカギの歴史について紹介します。安全に関する欲求は大昔から高かったようで、歴史におけるカギと錠の発明はかなり古く、紀元前ニ千年頃には現在のカギとほぼ同じ構造のものが発明されていました。エジプト錠と呼ばれる最古のカギおよび錠は、かんぬきと錠の本体とを数本のピンで固定して扉が開かないようにしておき、外から錠を外して扉を開けるときは、扉外側の穴から鍵を差し込み、かんぬきと錠の本体を固定しているピンを押し上げて開錠する仕組みになっており、現代で広く使われているカギのシリンダー錠とほとんど同じ構造をしています。最古のカギであるエジプト錠は歴史が下るとともに改良が重ねられ、ギリシャ時代後期にはエジプト錠をより精巧にしたパラノス錠と呼ばれるカギが発明されました。ギリシャ時代初期までは扉を閉めておくために、かんぬきを革紐やロープで縛って複雑な結び目を作っておくしか方法がありませんでした。その結び目は複雑でその家の主人しか解けないために防犯の役目は果たしていましたが、安全度は低く結ぶ手間も必要なため不便なものでした。その後紀元前750年ごろのローマ時代にはまだエジプト錠やパラノス錠と同じ原理のカギが使用されていましたが、時代が下ると南京錠が使われ始めました。南京錠は地中海沿岸地方から中近東にかけて使用されており、特に中国では広く使用されていました。南京錠は中国(唐)から、奈良時代の日本に海老錠として伝わりました。この伝播した海老錠は、本体にかんぬきを差し込むとばねが働いて閂が固定され施錠される仕組みになっているカギです。この海老錠は仕組み的には簡単なカギですが、のちに日本文化に溶け込み神社錠や和錠に進化してゆきます。日本のカギのルーツはこのカギにあるのです。その後日本でもカギの開発が盛んになり、海老錠・太鼓錠・船形錠などは江戸時代に全国的に普及するほど安価に製造されるようになりました。
カギのトラブルがあったら
カギのトラブルがあったら、すぐに対応してくれる業者を見つけたいものです。すぐに対応してくれる信頼できるカギの業者を見つけたいのなら、インターネットを利用するとよいです。すぐに対応してくれるカギの業者を見つけることができますし、事前に料金のことについて知ることができたほうが安心です。カギの業者を依頼するのなら、作業に合わせて料金がどのくらいかかるのか知りたいものです。どのような作業に対応できるのかについても事前に確認することができれば、呼んだものの対応して貰えなかった、などということが起こりにくくなります。住宅などの建物や車、バイク、金庫などカギのトラブルで業者を利用したい場面はいろいろです。カギの解錠やカギの作成、カギの交換や補助錠の取りつけ、シリンダー組み替えなどして貰いたい作業もいろいろです。事前に電話で相談できたり、見積もりをとったりしてもらえると安心です。出張料やキャンセル料についても気になります。事前に目安としての料金を知ることはできますが、正確な金額は実際のものを見てもらわないと分からない場合もあります。早朝や深夜など、時間帯によっては割増料金が発生する可能性もあります。細かいことを事前にチェックすることは、気が動転していると難しい場合もありますので、出張料や見積もり、キャンセル料などについて無料のところを選ぶほうが安心して利用することができます。急なトラブルのときには手元に現金がないことも多いです。支払い方法についても事前に確認しておいたほうが安心して利用することができます。カギのトラブルでクレジットカード払いが利用できるところもありますので、その辺についても事前に確認してみるとよいです。大切なカギのことですから急なトラブルで動転していても信頼できる業者を選んで利用することが大切です。カギが古いなどカギに関して不安なことがあるのなら、事前に信頼できる業者について調べておくのもオススメです。
カギのかけ忘れに注意
毎日玄関のカギをかけて仕事に出かけます。後になってきちんとカギをかけたか、窓は閉めたかと毎日のように不安になりながら出かけることが多くなりました。空き巣の被害の40%以上がカギの締め忘れだそうです。我が家でも主人は小さい時からカギを締める習慣があまり無かったようで、よくカギをかけずに出かけてしまいます。私たちの小さな頃はそれでも良かったのでしょうが、現代はそのような平和な時代ではありません。どんなにすぐそこに出かけるとしてもカギをかける事は必須です。空き巣の対策として補助鍵をつけて二重ロックにするとか、サッシ用のカギをつけるととかさまざまな種類のカギが出ているようですが、その中でも物忘れの多い私にピッタリなのがチェッキーと呼ばれるものです。今使っているカギの持ち手のところにカバーのようなものを取り付けます。そのカバーに小窓がついていてカギをかけたら小窓の色が変わるという優れものです。原理はわかりませんが、カギをまわす時の振動か操作感で小窓の色が変わるのでしょう。出先でカギをかけたかどうか不安になったときに持っているカギをチェックすると確認できるというものです。その他にも最新の電気錠ではカード式、テンキー式、リモコン式なども良いものが出ています。一戸建ての住宅とマンションでは対策も変わってくるでしょうし、ただ単純に二重三重にカギを取り付ければ良いという訳でもないようです。近頃の空き巣の方も犯罪の手口が巧妙にになってきていますのでそれを防ぐこちら側も、もっとカギのことを学ぶことが大切です。どのような仕組みでカギがかかるのかとか、どのようなカギが開けられにくいのかとか。初歩的な疑問から入って、空き巣の心理を探るのも良いと思います。一戸建ての場合、近頃の住宅地では隣の家と密接している事が多いですがそれでも空き巣が入るという事は何が原因なのか、カギを開ける玄関ドア付近が通りから死角になっていると良くないでしょう。案外通りから丸見え、隣の家から見られているような場所に玄関のドアがあるというのは、良い事なのかもしれません。このようなところからご近所付き合いが、強い味方になってくれる事もあるかもしれません。
防犯上で有効なカギについて
現在のピッキング等での空き巣事件が多く発生しています。留守であれば盗難のみですが、もし在宅していて侵入者と出くわしてしまったらと思うと、ゾッとします。家庭用のカギをピッキングで開錠するのは早い人で5~10秒、遅い人でも30~60秒あれば可能な構造です。ピッキングされないようにカギも、どんどん進化しており、通常の横切りタイプの単純なものではなく、横切りタイプでも柔らかいキー構造で変形し易いもの、ルーターでキーに凹みを作るタイプのもの、暗証番号、カード、指紋、音声、眼球、電波等の認証キータイプのもの、世間には様々な防犯重視されたカギが存在します。ただ、マンション等で当初から防犯重視のカギが設置されていれば良いのですが、古い建物であったり、中古物件であったりで、自分自身で防犯対策を行わないといけない方には防犯重視のカギ変更は高価な投資になってしまいます。安く、且つ必要最低限の防犯対策になるのはどのような方法があるのかを数件紹介致します。1.内カギを取り付ける。現状の壁と扉を内側で鎖、又は金属棒で繋ぐタイプです。ネジと、両面テープや接着剤を併用して取り付ける構造です。夜中の在宅中にピッキング開錠されても、内カギが掛かっていれば侵入者に在宅中と分かることと、切断してまで進入するには時間がかかる為、諦める事を促す効果があります。在宅中は内カギを施錠しておけば危険軽減になります。2.安価なタイプのカギを扉に複数設置する。ピッキングには数秒から数十秒かかります。カギが複数あると、ピッキング時間が長くなり、人に見られる可能性が高くなる為、複数のカギが設置されている建物は狙われにくい傾向があります。安価なカギを扉に増設工事するのも良いですし、両面テープで貼る鍵穴だけの「ダミー鍵穴」がホームセンター等で販売されています。3.人感センサーのライトで威嚇する。ピッキング中は明るい場所は人に見られる可能性が高い為、諦める事を促す事ができます。簡易的に付けられるセンサーライト等はホームセンター等で入手できます。より安価に効果的な防犯方法は他にもありますので是非興味を持って頂ければと思います。